グレッグ・カサビの心の内:Transistoのクリエイティブディレクター

グレッグ・カサビの心の内:Transistoのクリエイティブディレクター

概要

このインタビューでは、Supergiant Gamesのクリエイティブディレクターであるグレッグ・カサビ氏とのQ&Aを通じて、彼らの2作目のゲーム「Transisto」のリリースについて見ていきます。カサビ氏は、ゲームのインスピレーション、前作「Bastion」とのフォーカスの変化、そして成功した続編を作る上での課題について語ります。

目次

  • Transistoのインスピレーション
  • Bastionとのフォーカスの変化
  • 続編を作る上での課題
  • ゲームにおける驚きの重要性
  • カサビ氏がゲーム制作に転向したきっかけ

Transistoのインスピレーション

インタビュアーは、Transistoのインスピレーションについて尋ねます。カサビ氏は、プレイヤーに特別な能力を与える強力なオブジェクトを中心にゲームが展開すると明かし、チームは単なるボタン連打に頼らない戦略的な戦闘を伴うより思慮深い体験を作り出すことを目指したと述べます。

Bastionとのフォーカスの変化

次に、TransistoとSupergiantの最初のゲームである「Bastion」との違いについて掘り下げます。カサビ氏は、Bastionがファンタジーをテーマにした世界観であったのに対し、TransistoはSFをテーマにしたものであると説明します。また、TransistoはアクションRPGの要素を持っているが、ジャンル分類が難しいとも補足します。

続編を作る上での課題

インタビュアーは、チームが既にヒット作を持っているため、Transistoについてはより良い立場にあると認めつつ、続編を作る上での課題について尋ねます。カサビ氏は、人々がチームに対して期待を持っていることを説明し、観客を驚かせて興味を持たせ続ける必要があると述べます。また、ゲームの体験を良くするために驚きを維持することの重要性についても語ります。

ゲームにおける驚きの重要性

前のポイントに続いて、インタビュアーは、ゲームにおける驚きの役割についてカサビ氏に詳しく説明してもらいます。カサビ氏は、成功したゲームは常に観客を驚かせ続ける必要があり、それがTransistoで達成しようとしていることを説明します。彼は、予期せぬ瞬間を作り出すことが、良いゲーム体験の重要な要素であることを強調します。

カサビ氏がゲーム制作に転向したきっかけ

会話は、カサビ氏のゲーム業界でのキャリアに移ります。彼は、子供の頃からビデオゲームに興味を持ち、ゲーム制作の夢を抱いていたことを話します。また、GameSpotの編集長としての経験や、ゲーム制作に転向する前の経歴についても共有します。カサビ氏は、生涯にわたる興味と、Electronic Artsの友人からプロデューサーの仕事をオファーされたことが転向のきっかけとなったと明かします。彼は、Supergiant Gamesには設立から約1年後に参加しました。

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